試合前のコンディショニング~中編~
- taku shoji
- 2022年8月24日
- 読了時間: 4分
皆さんごきげんよう!
Total Fit - Cの庄司です!!
前回お伝えした 試合前のコンディショニング~前編~ の続きで、
今回は中編と題し、
『 試合前ウォーミングアップ時における筋肉や関節へのアプローチ 』
についてお話したいと思います(^O^)/
(ちょっと専門的な用語がたくさん出てくるかもなので…飽きずに読んで頂けたら嬉しいです!!)
要は、
ウォーミングアップに 何をして 身体を温めて動く準備をするのかということです!!
そうしないと様々な身体の準備ができず、パフォーマンスが上がらないといった現象だけではなく、ケガをしてしまう恐れが出てきてしまいますよね。
なので、試合に限らず、運動する前のウォーミングアップは非常に重要なことがわかっていただけると思います。
と言いつつも…
サッカー指導歴の長い庄司ですので、主にサッカーのシチュエーションを想定した内容でのお話になると思います(笑)
全競技に当てはまるかというとなんとも言えませんが、少しでも参考になればと(^^♪
まずは ウォーミングアップの目的 として、
脳の覚醒(起きること)→外部刺激への対応、認知/判断能力の向上など
筋肉や腱/関節内の温度の上昇→筋肉や関節の連動性、筋出力の向上、関節の安定性の向上など
心肺機能(循環器機能)に関わる臓器や筋肉等への刺激(心臓など)→血液循環の改善、酸素摂取の向上、各エネルギー産生機構の準備など
などが大まかな目的になると思います。
なんのこっちゃ!
と思う方もいるかと思いますが、話が長くなってしまうのでそれぞれの説明は割愛します!!(笑)
今回は上記の中で、二番目の
筋肉や腱/関節内の温度の上昇
に関連して、
筋肉や腱へのアプローチ
について話を進めていきたいと思います。
まず、どうやったら筋肉や腱の温度が上がるのか…
それは “ 動かすこと ” で温度が上がります。
では、
どこを、
どのように、
動かすといいのか、、、
解説します。
チームによってはウォーミングアップ時に
筋トレ(レジスタンストレーニングとも言うのですが)
を導入しているところもあると思いますが、それも筋肉や腱を温める一つの方法ですよね。
ですが、よりパフォーマンスを上げるアプローチとして、
胸椎や胸郭の動作性を向上させて、コアスタビリティの剛性を高め、ロスのない力の伝達を行えるようにする
競技動作の中で、多く使われる筋肉や関節を中心に多方面(矢状面、前額面、水平面)の動きを取り入れる
動作スピードを考慮し、最終的に素早い動き(実際のスピード)に対応できるようにスピードを徐々に上げていく
この三点がポイントになるかと思います。
と、まあ専門的な内容の話をしてしまいましたが、詳しい内容はまたの機会にお話しできればと…
リクエストなんかがあると取り掛かるかもしれません!(笑)
それらを考慮した上で、エクササイズの選択をしていくわけですが、
A; 胸椎/胸郭の動作性+股関節の柔軟性
B; 股関節周辺筋のダイナミックストレッチ
C; 足関節のダイナミックストレッチ
D; ハムストリングス+内転筋のダイナミックストレッチ
E; 全身の筋肉や関節の連動性(上半身⇔下半身):股関節の傷害予防もかねて
F; 股関節を中心とした筋肉の連動性:ハムストリングス肉離れ予防もかねて
この A~F の 動作エクササイズ(ストレッチとか) を取り入れて、選手に動いてもらっていました。
どの タイミング で導入していかたというと、
スキルトレーニング(※)の前に導入して、身体をしっかり温めて、身体の反応が良くなってからボールを使ったりしてもらっていました。
※
ここで言うスキルトレーニングとは、実際に競技で使う道具などを使ったトレーニングのこと。
例えば、サッカーで言えばピッチ内アップとかボールを使った練習など、野球で言えばシートノックやキャッチボールなどが該当します。
上記のA~Fの動作エクササイズをウォーミングアップの最初の段階に組み込み、身体をしっかり温め、神経や筋肉の反応を良くし、実際の競技動作へアジャストさせていくという流れで進めていました。
基本の流れ、種目はあるものの、天気や季節、選手のコンディションによっては組み替えたり、やらなかったり、エクササイズを追加したりと臨機応変に対応していましたが、今回はとりあえず参考になればというエクササイズをご紹介いたします!
と言っても、実際どんな動きかは文章ではなかなか説明が難しいので、次回動画でお伝えできればと思います!!
早速動画撮影せねば…
しばらくアップしていなかったYouTubeちゃんねる、活用します!(笑)
次回の更新まで乞うご期待下さいませ☆彡(^O^)/
※ 注意 ※
庄司が行っていた内容はあくまでも一例にしかすぎないこと、
流れはあっても答えがないこと、
この二つはしっかり念頭に置いていただき、参考にしていただければと思います。
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